大阪府臨床細胞学会

会長挨拶

ご挨拶

この度、日本臨床細胞学会の支部長を拝命しました井上 健です。日本臨床細胞学会大阪府支部は、1984年に設立され、30年を超える活動を続けております。現在までの支部長をご紹介しますと、1984年より1986年まで椹木勇先生、1987年から1989年まで松田実先生、1990年から1995年まで野田定先生、1996年から2004年まで植木實先生、2005年から2016年まで植田政嗣先生で、2017年より私、井上が担当させていただいております。そもそも大阪の地では、支部会が発足する以前に、日本臨床細胞学会が発足した際の創設者のお一人である水野潤二先生が、1961年に第2回の日本臨床細胞学会総会を主宰され、その後も、総会ならびに秋期大会が数多く開催されております。また、近畿地区に日本臨床細胞学会の会員数が増加していくなかで、大阪府を含む24県合同で、1980年に近畿支部(現在の近畿連合会)が設立されました。その後各府県の支部が発足していく中で、上述のように大阪府支部も発足しました。

当会では、20178月現在医師会員198名、技師会員517名の計715名の会員により構成されており、年々会員数も増加しております。毎年2月下旬から3月上旬に役員会ならびに学術集会を開催していますが、すでに40回を超えており、参加者も200名を超える規模となっています。学術集会では近畿内外から講師を招聘し特別講演や教育講演をお願いするとともに、日本臨床細胞学会誌に論文が掲載された当会会員には要望講演として講演していただいています。また、多数の一般演題が応募され、大変活気ある有意義なものとなっております。

これまで細胞診は、がんの早期発見や組織診の補助診断として大きな役割を果たしてきましたが、近年では細胞診標本の免疫染色などから悪性中皮腫の診断や、分子標的療法を施行する際にも重要となる腫瘍遺伝子検査においても重要な位置を占めています。今後、新しい診断技術が発達していく中においても、形態学に立脚した細胞診は、診断学の基本であり、最も重要なものであることは言うまでもありません。細胞診断学の発展、人材育成、さらには地域医療への貢献、健康福祉の向上に貢献できますよう努力していきたいと考えております。会員の皆様方の御支援、御指導を心よりお願い申し上げます。


2017
8月 日本臨床細胞学会大阪府支部
支部長 井上 健

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